あふれる建築が印象的だ。万博の大屋根リングに似ている!とSNSなどで話題になった建物は、建築界の最高峰とされる「プリツカー賞」を受賞した建築家、坂ばん茂しげる氏が手がけた。エントランスの木造大階段を上がると、自然光が降り注ぐ吹き抜けアトリウム空間が広がる。視界いっぱいに海と空が開け、一瞬にして日常からエスケープ、淡路島の自然に包まれるような感覚を愉しめる。館内には、時間の移ろいを感じられる仕掛けも随所にちりばめられている。色と輝きが変化するシャンデリア、海から空へと昇るグラデーションを表現した和紙の壁紙、輪島塗りを施した紙管など、自然とともに過ごす感覚を室内に取り込む工夫が満載だ。海へと続くボードウォークに出れば、目の前には海と空、頬をなでる潮風が心地いい。水平線から昇る朝日を正面に望む希少なロケーションで、朝の光と海のエネルギーを全身で受け止めることができる。ここで過ごす時間そのものが、すでに〝整う体験〟になっている。海側に広がるボードウォーク全長45mものシャンデリア眼前に海と空が広がるロビー43
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