KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年7月号
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われます。―検査方法はどのように使い分けるのですか。たとえば、骨折や肺炎には放射線を使うX線やCTが用いられますが、放射線は骨のカルシウムに吸収されやすく白く映ってしまい、骨の中に隠れているものの情報量は減ります。一方、磁気は骨のカルシウム影響を受けず、骨の中の組織までたくさんの情報が得られるので、骨に囲まれた脳や脊椎・関節、骨盤内にはMRIが使われます。心臓や腹部の一部には超音波が第一段階として使われますが、骨や空気などのガスで超音波がさえぎられたりするので、骨に囲まれている脳や空気が多い肺などには不向きです。がんや臓器の形態や広がりなどの解剖学的評価にはCTやMRIが有用であり、それらの機能評価には核医学検査が有用です。それぞれに長所短所があり、病気の種類や調べたい臓器に応じて主治医および放射線科専門医によって最も適した方法が選択されます。87

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