「福寿 純米酒 御影郷」に「福寿 本格梅酒 熟成原酒」をあわせ、「梅に鶯」を表現。日本酒を主役に据えるため、柚の香りが主張しすぎないバランス調整に苦心したという。日本酒カクテルの考案もコンペ出場も初めてという山平氏は、「右も左もわからない状態で挑んだので、優勝は本当にうれしい」と語った。森﨑氏は評価ポイントとして、日本酒の香りが立ち上がり、余韻に心地よい日本酒感が残る“起承転結”のある設計を評価。「冒頭のインパクト」「日本酒の存在感」「カクテルとしてのミックスの楽しさ」を満たし、日本酒の魅力を損なわずに新しい表現へ昇華した点が決め手となった。今回生まれた5つのカクテルは、いずれも各バーテンダーが所属するバーで提供予定。日本酒をストレートで楽しむだけでなく、カクテルという形で飲用機会を広げたいと考える神戸酒心館の挑戦は、着実に成果を上げつつある。2回目の開催も盛況となり、「日本酒カクテル」という新たなカテゴリーが定着していく未来を感じさせる大会であった。【作品名】 Mマリンarine Sサルートalute近藤正人氏Tomi's BAR (神戸市中央区東川崎町1-6-1神戸ハーバーランドumie モザイク1F)「純米吟醸」にブルーキュラソーとライムを合わせ、金粉で祝杯感を演出。神戸港の国際性を重ねた“海の祝杯”は観覧者投票で最多人気に。【作品名】 桜煙〜おうえん〜小野右京氏Bar HONOR(神戸市中央区中山手通1-16-9クリスタルタワー4F)「御影郷」に丹波篠山の黒豆茶を重ね、桜チップで軽くスモーク。土地の恵みと神戸への“応援”をテーマに仕上げた一杯。【作品名】 継水(KEISUI)花岡亮汰氏XEX WEST/The Bar(大阪市北区梅田2-2-22 ハービスエント7F)冷やしと常温、二層の「純米吟醸」が時間とともに香りを変え、宮水の力を表現。震災を越えて受け継がれた技と水の物語を描いた。【作品名】 みなと彩(みなといろ)小笠原一茶氏The Ritz-Carlton,Osaka「The Bar」(大阪市北区梅田2-5-25 5F)「純米吟醸」にパインジュースと「福寿 酒粕」を合わせ、「福寿 発泡純米酒あわ咲き」で仕上げ。港町の彩りと福寿の由来「福禄寿」を素材で体現。57
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