KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年7月号
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とvol.7知美中でも、浮世絵および江戸絵画の美術商であるイスラエル・ゴールドマン氏が1980年代から収集を始め、40年以上かけて形成されたコレクションは暁斎の画業を包括的に概観することができます。今回の特別展では、所蔵作品の中から約110点を厳選し、肉筆画と版画の名品、および日本の展覧会で初公開となる優品が紹介されます。「ゴールドマン・コレクションのスターたち」では、軽筆の即興的な絵から、下絵に基づいて丹念に仕上げた本画まで、暁斎の真骨頂が発揮された肉筆画を展示。続いて、暁斎が手掛けた多岐にわたる画題を4つのカテゴリーに分けて紹介します。時には愛らしく茶目っ気にあふれ、時にはゾクッとするような野性味を感じさせる「けもの」、人間に対する強い関心がうかがえる「ひと」、人間味すら感じさせる特別展「ゴールドマン コレクション河鍋暁斎の世界」河鍋暁斎《大津絵夕立図》文久2年(1862)絹本着彩 イスラエル・ゴールドマン・コレクション写真協力 : 立命館大学アート・リサーチセンター絵師・河鍋暁斎は、1831(天保2)年、下総国古河(現在の茨城県)に生まれ、1889(明治22)年、59歳で亡くなるまで、江戸から明治の世を生き、卓越した画技と機知に富んだ発想で描いた作品を数多く残しています。7歳のころから約2年、浮世絵師・歌川国芳に手ほどきを受け、その後、御用絵師の一派である駿河台狩野派で修業を積みました。開国後は欧米人にも注目され、暁斎が生み出した作品は国内外に大きな影響を与え、今なお高い人気を誇っています。10

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