ご質問の「体制構築」という点については、現在、単なる組織作りではなく、まずは「みなとまつりが次世代にとってどのような存在であるべきか」というビジョンの再構築に重きを置いて取り組んでいます。私たちは当時の歴代理事長や実行委員長にヒアリングを重ね、まつり創設の原点にある想いを深く掘り下げてきました。その中で見えてきたのは、手法としての体制維持ではなく、「神戸の誇りを次世代へつなぐ」という本質的な目的の重要性です。 現在は、行政や関係諸団体とも対話を重ねながら、この再定義したビジョンを今後数十年にわたって引き継いでいける「指針」の作成を進めています。目指しているのは、表面的な運営の継続ではなく、神戸を愛する誰もが立ち返ることのできる「揺るぎない理念の継承」です。―10月に開催される全国大会にどのように関わっていますか?全国から多くの仲間が集う貴重な機会ですので、地域連携委員会としても公益社団法人日本青年会議所全国大会運営会議と連携しながら神戸の魅力を最大限に発信できるよう準備を進めています。―全国大会では全国から集まるJCの仲間に、神戸のどのようなところを見てもらいたいですか?開港以来、多様な文化を受け入れ、幾多の困難を乗り越えて発展してきた神戸の「変化を力に変える精神」を見ていただきたいです。特に、新しさと歴史が共存するウォーターフロントの景色とともに、そこで活動する人々の情熱を感じてほしいですね。―JC活動はご自身の社業に活かされていますか。活かされていましたら、具体例をお聞かせください。非常に活かされています。特に組織運営や事業計画の策定において、青年会議所で培った構造的な思考や、多様な意見を一つにまとめる合意形成のプロセスは、社内での意思決定や新規プロジェクトの推進に直結しています。また、異なる業界のリーダーたちとの交流から得られる多角的な視点は、経営判断の大きな助けになっています。71
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