また、教員にも興味があったので、教員免許が取得できる日本女子体育大学へ進学しました」。学生時代は、コンテンポラリーダンスを専攻。ダンス部にも所属し、四年間部活漬けの日々を送り表現者としての土台を培った。●「活弁」との出会い大学卒業後は大阪に戻り、スポーツジムのインストラクターを経て千里体育館で勤務。そのかたわら、芸能事務所の養成所に通い、司会やラジオなど声を中心とした仕事を始めた。そして、自分の声が生きる場所を模索していた頃、転機が訪れる。「テレビで『活弁』の存在をはじめて知り、これだ!と一目惚れしました。そこから月に一度、夜行バスで東京へ通い、井上陽一先生をはじめ様々な先輩方から活弁を学びました」。第18回兵庫県を舞台に業界で活躍する芸能人、文化人、アスリートを出入口で突撃取材!! 編集 岡力 中西若菜無声映画に新たな命を吹き込む●神戸の海をバックに取材スタート今回の舞台は、神戸・塩屋町の旧グッゲンハイム邸。映画のワンシーンに迷い込んだような白い洋館でターゲットを待つ。しばらくすると、活動写真弁士(無声映画上映中に独自の台本で台詞や状況を解説する語り手)として活動する大森くみこさんの姿が登場。「少しお話よろしいでしょうか?」と声をかけると、「ぜひ!よろしくお願いします!」と快く了承いただき、インタビューの幕が上がった。●表現者としてのはじまり兵庫県出身。幼少期は京都の自然に囲まれた環境で過ごした。その後、大阪へと移り大学進学を機に上京。「宝塚歌劇の影響で始めたダンスを深く学びたいと思いました。■今回の待ち人大森くみこ さん(活動写真弁士)2012年、活動写真弁士としてデビュー。関西を中心に、全国各地での無声映画上映会、国内外の映画祭などに出演。幅広い声を駆使し、ラジオパーソナリティー、ナレーションなど多方面で活動している。116
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