KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年5月号
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0.0秒後0.5秒後1.0秒後止まっている観測者光は0.5秒でこれだけ動く光の半分の速度で動かす鏡光1.15秒後七倍の進み方になっているのです!この宇宙船の速度を、光速度の半分だけではなく、いろんな速度に変えて計算したものが、グラフになります。横軸が移動速度(光の速度の何倍か)、縦軸が時間の進み方(静止しているときの何倍か)です。光の速度の九割の速度で動けば、時間の進み方は四割ちょっとになり、光の速度で動けば、なんと時間は止まってしまうのです!時間の進み方が不変だと考えていると、これはなかなかに衝撃的な結果です。しかし、光速度が不変だと考えると、時間のほうを変えるしかなくなるのです。特殊相対性理論が画期的な理論であったことがよくわかるでしょう。次回は、これが本当なのかという検証と、これによってなにが起こるのかを考えてみます。66

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