KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年5月号
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神戸ビーフのプロフェッショナル カワムラがお届けする神戸ビーフ講座㉕大正時代の但馬牛の改良 以前ご紹介したように、江戸時代にすぐれた資質を持つ但馬牛の系統=つる蔓が育成されましたが、明治になって大型化を目論み西洋種との交配が進められます。しかし、明治42年の第一回産牛共進会で純但馬牛が主席となり風向きが変わり、西洋種との交雑牛が駆逐されました。 そして今度は純系の但馬牛を改良すべく、再び蔓の育成がおこなわれますが、以前とは少し意味合いが違います。江戸時代の蔓は扱いやすく使役に向いた牛の育成を目的としていましたが、肉食が定着した大正時代からの新しい蔓、新蔓には、肉牛としての資質という視点も加わっており、これが現在の神戸ビーフの高い肉質の土台となっていきました。次回からは代表的な新蔓をご紹介しましょう。ビフテキのカワムラ神戸本店 昭和47年に創業したカワムラがその3年後に移転・拡張しオープンしたのがこの神戸本店。それから半世紀近い星霜を重ねたいま、煉瓦に老舗の風格が滲む。昔なじみの地元の常連客が多く、親子三代にわたり愛顧するお馴染みさんも。個室2室、半個室1室を備え、大切な日の会食の利用も多いとか。一方でテーブル席やカウンターはアットホームな雰囲気に包まれ、カジュアルに利用できる。 神戸本店で味わえるのは、自慢の鉄板焼ステーキだけではない。定評のあるカワムラ厳選の神戸ビーフをすき焼きやしゃぶしゃぶで賞味できるのはここだけ。お肉の地方発送も承っている。 第二神明大蔵谷ICからほど近く、交通も至便。カワムラの真髄が息づく〝総本山〟は、一度は行くべき価値がある。ビフテキのカワムラで〝本物〟の神戸ビーフを心ゆくまで神戸ビーフ動画はこちらから5454

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