な外国人墓地整備が再度公園で始まり、1961(昭和36)年、小野浜・春日野、両墓地の移転統合が完了した。墓地内には、小野浜墓地の形姿を保ったまま移されたエリアをはじめ、身寄りのない人々を埋葬する芝生墓地、カトリック、プロテスタント、ロシア正教、ギリシャ正教、イスラム教、ユダヤ教など、宗教・美しきかな ひょうごの文化財 17神戸外国人墓地四季折々、六甲山の豊かな自然に抱かれて宗派ごとの区画、あるいは混在するエリアが点在する。日本の産業発展に貢献した実業家、神戸文化の礎を築いた技術者、教育者、宗教者など歴史に名を残した人物の墓碑が並ぶ一方で、異国の地で生き、静かに生涯を閉じた人々の墓碑も並ぶ。六甲の山懐に抱かれて永遠の眠りにつく約2900人芝生墓地1868年1月、大阪湾で遭難したアメリカ海軍軍人の慰霊碑。小野浜墓地から移設された小野浜地区「再度公園」の北側、約14ヘクタールの敷地に広がる「神戸外国人墓地」。その歴史は、開港を目前にして病死した4人の外国人を小野浜に埋葬した1867(慶応3)年のクリスマスに遡る。開港後はこの地を小野浜墓地としたが飽和状態になり、続いて開設された春日野墓地も手狭になったため、新た14
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