されています。ここでは、アートとデザインが分別されていません。ロートレックの生きた時代には、純粋芸術と大衆芸術という区別はありませんでした。ロートレックのデザインと絵画にあるのは、ただ表現技術の違いだけです。勿論、この両者を分けて論じる時代はないと思うのですが、アートとデザインの二つを分別する意識は、完全に封建的感覚のままです。ロートレックの展覧会や作品集には、必ず彼の絵画作品と並べて、彼のムーラン・ルージュなどの催事のポスターが大きく、何度も掲載ウォーホルのデザインをアートの世界に受け入れたくなかったということではないでしょうか。まぁ一種のジェラシーが働いたといっても間違いではないように思います。今日ほど世界が多様化した時代はなく、ありとあらゆる表現が許され、可能なNAOKI TAKIZAWA DESIGN INC(NAOKI TAKIZAWA DESIGN)2026年18
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