KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年4月号
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アートを分けて対比する展覧会『HIGH&LOW』を開いています。この展覧会は、時代の流れと共に表現が渾然一体化した時代を象徴する展覧会だったと思います。しかし、アメリカの美術界には、デザインを美術のカテゴリーには絶対に入れたくないという厳然たる態度が残っています。その証拠として、両者の人間的交流は全くといっていいほど、排除されています。ところが、アンディ・ウォーホルが死ぬと同時に、MoMAとフランスのポンピドー(ポンピドー・センター)が、あれほど頑なに排除していたウォーホルの回顧展を開催しました。つまり、ウォーホルの生存中は彼を喜ばせたくなかったのです。しかし彼の死と同時の展覧会は、商業的には大成功するだろうと彼等は判断して、ウォーホルの回顧展を開催したのではないかと疑わざるを得ません。その根底にあるのは、ほぼ日マンガ部(株式会社ほぼ日)2026年吉田カバン90周年記念(株式会社吉田)2025年17

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