まれました。震災そのものは知りませんが、復興の歩みとともに成長してきました。復興計画が完了して再開発がなど、まちが新たな段階へ進んだ今、震災に負けず前へ進み続ける神戸の姿を全国の仲間に体感してほしいと願っています。―JC活動を通して、感動した活動などがあればお聞かせください。JCでは本当に多様な人に出会います。価値観も、育った環境も違う人たちが、JCバッジ一つで仲間として協力し、事業をやり遂げて終われば達成感を分かち合います。その積み重ねの中で、仲間をつくることがまちを動かす原動力になると実感しています。委員長として活動する中で、仲間づくりの先にある当事者意識の醸成が組織を前へ進める力になることを強く感じています。一人ひとりが自分の役割を理解し、主体的に動くことで、組織全体の推進力が生まれます。―JC活動はご自身の社業に活かされていますか。活かされていましたら、具体例をお聞かせください。最も活かされているのは、リーダーシップを学んでいることです。全国大会に関する委員会の委員長を拝命し、これまでの歩みを成果として結実させる責務を強く感じています。全国大会は 1978年以来48年ぶりの神戸開催です。これは単に大きな大会を迎えるというだけでなく、神戸の歴史に新たな一ページを刻む機会でもあります。若い世代としてこの節目に立ち会えることに身が引き締まる思いですし、主管LOMとしての役割を果たすため、関係各所との連携を丁寧に進めながら、メンバーが力を発揮しやすい環境づくりを大切にしています。―全国大会特別委員会の活動についてお聞かせください。全国大会特別委員会は、日本JC全国大会運営会議との調整を担い、兵庫ブロック、そして近畿地区の全体を巻き込んだ意識醸成を進める役割を持っています。決起集会、セミナーを実施し、主管LOMとしての意義や歴史を共有し、メンバーの士気を高めています。委員会運営では、全メンバーが当事者として大会に参画できる土壌づくりを最優先にしています。情報の流れを整理し、意思決定のスピードを上げ、必要な場面で必要な人が動ける体制を整えることを意識しています。ただ、全国大会特別委員会の魅力は、それだけではありません。委員会メンバーは年齢も職種もバラバラですが、集まると自然と前向きな空気が生まれます。会議の前に雑談で盛り上がったり、資料づくりで夜遅くまで集ったりしていても気づけば笑い声が絶えない時間になっていることも多いです。メリハリを大事にする委員会として、例会や会議では厳粛に臨みます。会議が終われば自然に声がかかり、懇親の場では肩書きも立場も関係なく、同じ方向を向く仲間として語り合います。忙しいなかでも委員会の雰囲気、楽しさがみんなの原動力になっていると信じています。―全国から集まるJCの仲間に、神戸のどのようなところを見てもらいたいですか。神戸は山と海に囲まれ、食文化を含め多様な魅力を持つまちです。おしゃれな街としての印象が強い一方で、その背景には震災の記憶が確かに存在します。私は1995年4月、震災後に生64
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