KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年3月号
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いる日本酒を目にしながら、自身の思想と美意識を重ね合わせ着想を得た。自然にすべてを委ねて生み出される、唯一無二の器であり、『隧︲ZUI︲』の世界観を体現する存在である。この日は、関西一円から報道陣が集まり早駒運輸株式会社・渡辺真二社長より、これまでの経緯が説明された。2017年、神戸開港150年を記念して湊川隧道で半年間貯蔵させた『SAKE from KOBE-KO』をプロデュース。1500本の限定酒が瞬く間に完売した。その取り組みを礎に2020年、新たな挑戦として誕生したのが『隧︲ZUI︲』。『最初は地味なプロジェクトでしたがおかげさまで世の中に知れ渡ってきました。今回、満を持して5年間に渡り熟成してきた生酛純米酒(500mlボトル)の販売を開始したいと思います。これまで飲んだことのない芳醇で素晴らしい味わいです』。関係各所よりそれぞれの視点で熱い思いが語られた後、高らかに鳴り響く銅鑼の音に見送られながら旅立った。神戸から世界へ、楕縁のパスを繋ぐ蔵出し後の取材で、同社ブランディングプロデューサーの渡邉美香さんから興味深いエピソードを伺った。「息子がロンドンジャパニーズでラグビー選手としてプレーしており、そのご縁で昨年11月、「隧」は海を渡りイギリスへ行きました」。2003年、兵庫県出身で在英日本大使館の外交官だった奥克彦氏は、派遣先のイラクで殉職した。早稲田大学、オックスフォード大学在学中にはラグビー選手としても活躍し、弱者に目を向けながら、ラグビーを通じて日英の国際交流を願っていた人物である。その志を偲ぶイベント「奥記念杯(OKU MEMORIAL TROPHY)」が現在もイギリスでは開催されており、今回「隧-ZUI-」が会食の席で振る舞われたという。神戸から世界へと紡ぐ新たな物語が始まろうとしている。3月5日よりHPにて数量限定で抽選販売問い合わせ:早駒運輸株式会社神戸シーバス0120-370-764ロンドンジャパニーズラグビークラブ2025.12.20 奥記念杯ロンドンジャパニーズRFC2025.12.20奥記念杯リッチモンドクラブアフターマッチファンクション駐英日本国日本国特命全権大使 鈴木 浩 様(写真右から2番目)毎年大会を主催しているレジ・クラーク氏。平尾誠二氏がイギリス留学時代の親交が深かった。ラグビー及び教育を通じた日英間の友好親善への寄与により旭日双光章を受章されたレジ・クラーク氏。05年から英国で「奥記念杯」と名付けたラグビーの大会を開催し続けている。今年は、奥記念杯に早駒運輸がロンドンジャパニーズに渡邉龍が選手として招待されたことで「隧-ZUI-」3ケースと福寿木升100個を協賛としてロンドンへもっていく。『隧-ZUI-』HP59

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