KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年3月号
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の二種類があるので、それに応じて電磁力にも「引き合う」向きと「反発し合う」向きの二つの向きがあります。重力の場合、チャージは質量です。質量にはプラスしかありませんので、重力はすべてが引き合う向きに働きます。そして、質量の大きさに比例して重力がかかることは、さきほどの「重い荷物を持つ」例でも、みなさんが体感できることです。逆に「質量」を主語にして言い換えると、「質量」とは、重力が作用するチャージであって、その大きさに比例して重力がかかります。実は、質量を直接測ることはできなくて、重力の大きさを測ることで間接的に質量を求めています。ばねを使った秤などはわかりやすい例ですが、分銅などを使った天秤などもそうなのです。どれくらいの重力がかかるのかあらかじめわかっている分銅を天秤の片方に載せ、反対側に測定したい物体を載せ、天秤の両側にかかる重力のバランスをとっているのに過ぎません。結局これは、重力と質量を一体的に考えているから成り立っているさが比例する、ということでした。たとえば電磁力であれば、チャージは電荷で、電荷量に比例して電磁力がかかります。そして、電荷にはプラスとマイナス量︶」についてお話ししました。力は、どんなものにも働くのではなく、その力ごとに決まっているチャージに対してだけかかり、そのチャージの大きさに力の大き図上図下37

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