KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年3月号
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鉄筋コンクリートで柱、梁、スラブ(天井・床)を構造的に一体化させるアンネビック工法とその配筋の例的に一体化するアンネビック工法により南北152・4m、東西40・2mの2階建てという大規模な倉庫空間を実現しています。1階の一部はピロティになっていて、ここに線路とプラットホームを設けて貨物列車が乗り入れていました。このプランは、強固な鉄筋コンクリートゆえに可能になったのでしょう。設計を担当した白石直治は、建築の専門家ではなく土木技師でした。このことからも、RC造が土木から建築の分野へと展開していったことがわかります。わが国初の多階建てRC造建築の和田ターミナル東京倉庫G号(モノクロ資料から描き起こしているため、カラーは想像です)109

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