KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年2月号
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制定され、中でも「新しい認知症」観が強調されていると解説されました。─「新しい認知症観」とはどのようなものですか。栁澤 これまでは認知症になったら何もできなくなると思われていましたが、そうではなく、─認知症施策については、どのような内容でしたか。栁澤 2022年の認知症高齢者数は約443万人ですが、2040年度は約584万人と推計されているというデータを示された上で、2023年に成立した認知症基本法(共生社会の実現を推進するための認知症基本法)について、認知症の人が「社会の対等な構成員として個性と能力を十分発揮できるようにする」という理念があると紹介しつつ、認知症施策推進基本計画においても認知症の当事者の目線に立った基本施策が第24回西宮市医師会市民フォーラムは、実際に西宮市内で認知症の診断や、認知症の患者さんとその家族のサポートをおこなっている専門家をお招きして開催された第一部で「認知症と最新治療の現状について」を演題にお話しされた宇和典子先生。兵庫医科大学精神科神経科学講座講師で、兵庫医科大学病院認知症疾患医療センターのセンター長もされている95

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