KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年2月号
133/136

カプセル配置図(11F)青い部分がシャフトカプセル窓UPDNUPDNABたブラケットに噛み合わせつつ載せて、上部をわずか4本のボルトで固定するだけでした。カプセル間には配管が通るだけの隙間しかありません。1つのシャフトには各フロアに7~8のカプセルが接続され、その配置は模型を作成して試行錯誤の上、外観が最も美しくなるように配慮されたそうです。その斬新な発想と未来的な外観で注目を浴びた中銀カプ中銀カプセルタワービル/黒川紀章設計11階のカプセル配置図。青い部分がシャフト。配置は基本的に、フロアごとに違うセルタワービルですが、老朽化が進んだ後もカプセルの入れ替えがおこなわれることなく、築50年にして惜しまれつつ解体されてしまいました。しかし、コンセプトやデザイン面での価値が評価されてカプセルの一部は保存され、サンフランシスコ近代美術館や和歌山県立近代美術館といったミュージアムでの展示のみならず、宿泊施設としての再活用も検討中だそうです。133

元のページ  ../index.html#133

このブックを見る