間続くと慢性的な炎症が起きている炎症性腸疾患の疑いがあります。お子さんの場合は診断までの時間がかかり、体重が増えない、身長が伸びないといった成長障害がみられて診断がつくケースもあります。小児科医としてはちゃんと知って、鑑別に挙げておくべき疾患のひとつです。―診断に必要な検査は?炎症性腸疾患は内視鏡検査をしなければ診断がつけられません。神大病院では、安全でお子さんにも優しい内視鏡検査を提供できるよう、内視鏡のエキスパートである消化器内科の先生がたと小児外科、小児科が協力して小児内視鏡センターを開設しています。例えば県立こども病院で炎症性腸疾患の疑いがあると診断された患者さんの検査も当院で引き受けています。―県立こども病院とはQ.小児科を専門にされたのはなぜですか。A.まず子どもが好きで、学生のとき、小児医療センターで入院している子どもたちと遊ぶというボランティアに参加して楽しくて、小児科の先生方とも知り合いました。とてもいい雰囲気で、そのまま小児科医を志し、今に至っています。Q.日頃の診療で心掛けておられることは?A.限られた時間内で、患者さんと親御さんからできるだけ多くの情報をキャッチしてニーズを理解したうえで、こちらの情報を適切に伝えられるようにしています。中には病気そのものや取り巻く環境がとても困難な状況で、根本的にレスキューすることは難しい場合もありますが、様々な方法について私たちはいくつかカードを持っていますので適切に使って対応し、最終的にご本人とご家族で病気と向き合える状況にもっていけるように心掛けています。Q.後進の先生方と接するにあたって心掛けておられることは?A.小児科全体がチームだと思っていますし、その中で私は腎グループというチームに所属しています。チームとして力を発揮するために大切なことはお互いにリスペクトできること。私自身もリスペクトしてもらえるように頑張らなくていけないと思っています。Q.ご自身の健康法やリフレッシュ法はありますか。A.今まで健康に過ごしてきたので、気を使っていないのが正直なところです。そろそろ考えなくては…。リフレッシュ法はいろいろなジャンルの音楽を聴くこと。基本オタクなんですけど(笑)、今はK-POPにもハマってます。Q.堀之内先生はなぜ医学の道を志されたのですか。A.中高生のころ将来を真剣に考えたとき、一生を捧げるのなら人の命や健康を守ることかなと思い医学部進学を決めました。堀之内先生にしつもん密に協力体制を取っているのですね。成人の診療科との連携が必要な大学病院が得意な領域は引き受け、逆に小児専門の集中治療PIC‐U管理が必要な場合などはこちらからお願いしています。また、こども病院に限らず近隣の専門医療施設とも協力体制を取り、院内でも各専門科の先生方と小児科が連携をとりながら、お子さんに最良の治療を提供できる体制を整えています。101
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