き締めて社会を考えていくべき」と力説した。 続いて「しあわせ運べるように制作の経緯」をテーマに臼井先生が動画を交えながらお話を。震災で自宅が全壊したこと、避難先の親類宅で思い出の場所がズタズタになった映像を観て、その辺の紙に思いを書き記し「しあわせ運べるように」が誕生したこと、震災から1か月ほど後に被災者やボランティアの前で電子ピアノを弾いて教え子たちと歌ったことが初披露だったこと、それから30年の時を経てあの時と同じ場所にて同じ電子ピアノで伴奏して40代になった教え子たちと再び歌ったことなど、さまざまな秘話を披露。「しあわせ運べるように」について「奇跡のように未だに歌が生きています。この歌を通じ亡くなった方に心寄せていくことが私の使命です」と語ると、観衆の目頭も熱くなった。 臼井先生は田辺先生が芦屋高校で教鞭を取っていた時の教え子とあって、対談は終始和やかなムード。実は二人とも教師になるつもりがなかったという逸話や、AI時代の音楽と教育のあり方の展望など盛りだくさんの内容で、田辺先生は「もっと知りたい」、臼井先生は田辺眞人の知っとこ!レクチャー&ランチ温泉と兵庫県~温泉楽入門日 時 1月31日(土) 参加者募集受付開始10:00~レクチャー10:30~12:00ランチ12:15~13:30会 場 ポートピアホテル本館B1F「布引・北野」参加費 8,000円(サロン・ド・ポートピア会員7,000円)定 員 24名申込・問合せ サロン・ド・ポートピア事務局TEL:078-303-5212(10:00~17:00・日祝休)対談で臼井先生は「ウエディングソングをいつか世に出したい」とにこやかに「しあわせ運べるように」初披露の貴重な写真(1995年2月)。この歌は現在、二つ目の神戸市歌にも指定されている「いまの子どもたちのための曲をつくりたい」と抱負を語り、最後は臼井先生の受賞を寿ぐ拍手が会場に響いた。89
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