KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年1月号
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順位だけでなく、どこが良かったのか、改良点は何なのか。さらなる技術向上に活かしてもらえれば」と話す。「神戸北野ノスタ」でクリスマスケーキコンテストと同時開催するのも初の試み。相乗効果でガレットやクーロンヌの認知度アップやコンテスト応募の拡大も狙うという。 審査基準にも変更があった。「ガレット・デ・ロワ」はサクサクのパイ生地とコクのあるアーモンドクリームの組み合わせの妙を特徴とする焼き菓子。コンテストでは、その伝統的な構成に忠実に、かつ高い技術で表現できているかがポイントに。SNSの普及により「映え」は既に重要なトレンドとなっているが、見た目は技術や味と連動するため、あえて分離せずに統合的に評価。焼成やクリームとパイ生地のバランス、一体感など、味わいを評価の核とした。 一方の「クーロンヌ・デ・ロワ」はガレットのように生地に加える素材が限定されておらず、素材感と技術力の評価が難しい。そのため今回から生地量に対してフィリングが30%以下という新規定を設定。こちらも生地の美味しさに焦点を当て、審査が行われた。平たく丸いパイ生地の「ガレット・デ・ロワ」はフランスで新年のお祝いに欠かせない伝統菓子。リング状のブリオッシュ生地の「クーロンヌ・デ・ロワ」は甘味と塩味、両方が出揃った神戸ガレット・デ・ロワ コンテストとは?2021年からスタートした神戸独自のコンテスト。新年を祝うフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」の製作を通じて、若手パティシエやブーランジェの育成・研鑽、神戸地域での普及啓発をめざす。2022年からは「クーロンヌ・デ・ロワ」も審査対象に。入賞者は神戸阪急恒例のニューイヤーイベントで表彰、作品を展示。イベントでは多様な神戸ブランドのガレットやクーロンヌを販売し、「洋菓子の街・神戸」「パンの街・神戸」をPRする。2024年「みんなのガレット博覧会」の様子75

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