KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年1月号
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人口が集中する〝滅びの道〟へと進まないためには、神戸で働く場所をつくる、それも都心だけでなく郊外にもつくる「職住近接のまちづくり」が非常に重要になってきます。遠距離通勤をすることなく近隣で働き、仕事をしながら子育てをし、ショッピングや飲食も楽しめるような郊外のまちづくりをして、神戸全体を都心と郊外のバランスが取れたまちにしたいと考えています。里山やニュータウンを都心とつなげる―里山や農村地域も変わるのですか。すぐ近くにある里山に人の手を入れて維持し、森林を再生し、農村地域の活性化にも着手し、ニュータウンや都心との間に人の往来を盛んにする取り組みを始めています。里山に居住して都心のライフスタイルを楽しむことができる手段として2020年6月、北神急行電鉄を市営化しました。谷上・三宮間の運賃550円が280円に半減、これは日本の鉄道運賃では無かったことです。北神地域と都心が結ばれただけでなく、魅力ある神戸の里山やニュータウンと都心をつなげる第一歩になりました。神戸は都心、下町、市街地、六甲山、里山、農村地域など多様な顔を持つまちです。その姿を残すのと同時に、それぞれの特性を生かして変化するまちづくりを市民の皆さんと一緒に進めていくことを、2026年の課題の一つとして捉えています。地下鉄西神・山手線「買物広場(須磨パティオ)」 ※神戸市提供37

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