KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年12月号
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神戸ファッション協会インスタグラム 神戸ファッション協会では2023年から「神戸の食文化発信事業」の一環として、「これからの洋食」を提案。23年の洋食フォーラムや特別食事会、24年の洋食とカクテルを合わせたパーティなど、様々な参加型イベントを開催。今年はより多くの人に「神戸の洋食」の歴史やこだわりを知ってもらおうと、あらゆる人に開かれたフードイベントの出店に取り組んだという。 開港をきっかけに洋食文化を育んできた神戸。ホテルや船上コック、まちの洋食店が大切に継承してきた”ソース洋食“をテーマに、ブースでは4種のソースを選べる「神戸の洋食プレート」と、神戸洋食のルーツの一つ、オリエンタルホテルの味を受け継ぐ「国産牛肉の100年前のビーフカレー」を販売。 ファッションの街・神戸ならではの凛としたコック姿でプレゼンテーションする本格メニュー。美味のみならず美的感覚も兼ね備えた「神戸の洋食」の魅力を広く訴える絶好の機会となった。「カレーのいい匂いに誘われて(笑)」と大分からお越しのお客様。ズラリと並ぶソースの説明を聞き、神戸の多様なソースや洋食の文化に驚かれた様子右からエム・シーシー食品(株)代表取締役社長の水垣佳彦氏(株)ロック・フィールド常務取締役の吉井康太郎氏オリバーソース(株)代表取締役社長の道満龍彦氏フラッグピックが百貨店の食堂のお子様ランチ風。コーンクリームコロッケとエビフライの「神戸の洋食プレート」は10種のソースから4種をチョイスできる3企業がタッグを組み、3ツ星クオリティのメニューを提供するイメージを3つの★で表現57

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