昇龍の3人。安青錦を、なんとか横綱にしたいと思っているが、その前に大関になる必要がある。大の里も少しずつ貫禄がついてきたが、彼は先輩力士との勝負が多いために、時に気後れすることがある。横綱だから、相手が先輩であろうと、彼の方がエライんだから、もっと堂々とやってもらいたい。実はこのエッセイは、オンタイムで書いている。現在1時半だけれど、3時に美容院で洗髪をしてもらうことになっている。今夕のフィリップ・グラス『MISHIMA』を観に行くためである。実は昨日、フィリップ・グラスのパートナーのお姉さんの塚田さんが、たった3日間の滞在のニューヨークから帰ってきて、フィリップ・グラスから僕へのCDとカードのプレゼントを持って遊びにきてくれた。フィリップは、僕の世田谷美術館の「連画の河」展のカタログを1時間かけて感想を述べながら見てくれたそうで、その感想がなかなかユニークなんだけれど、ここで書くと長くなるので、いつか塚大リーグが見られないので、この間から大相撲を見るようになった。妻は何も言わないが、大相撲に実は詳しい。僕が興味のある力士は、ウクライナ出身の関脇、安青錦と大の里と豊げさせるべきだと思うが、データ主義のロバーツは、来年もリリーフ投手で投げさせ、最終的には先発に使わないまま佐々木をつぶしかねない。フィリップ・グラスより筆者に贈られたCD「Philip Glass Solo」18
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