KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年12月号
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だろうと思う。大谷のMVPは、まぁよしとして、監督賞は、ドジャースのロバーツ監督には一票も入らなくて見事落選。これも妥当。今年の彼の采配は滅茶苦茶というか、データ主義が露骨に出てしまって、替えなきゃいけない選手を替えないで、替える必要のない選手を替えて、何度も逆転負けを食らってしまった。その例は、特に山本由伸に関して言える。彼は快調なピッチングを続けており、誰がみても完投できる。本人も「完投したかった」と後で言っていたにもかかわらず、ロバーツはパターン通りに7回だか8回だかで降ろして、あとを繋いだリリーフピッチャーグラス『MISHIMA』のコンサートに行くので、体力がいる。だからよく眠らなきゃと思って昨夜ベッドに入ったが、幾分寝過ぎてなんとなく疲れたようだ。ベッドの中で朝食をとったあと、テレビで、まもなく大谷がMVPを取るかもしれないとワーワー叫んでいるので、つい見ることになったが、別に今年はMVPを取らなくてもいいと思っていた。が、予想通りに3年連続MVPを獲得した。画面の大谷は、愛犬のデコピンの柄に合わせて茶色のトレーナーと白いパンツ、大谷夫人もやや濃いめの茶色のワンピースで、デコピンの茶色よりやや濃い。きっと同じ色の洋服がみつからなかったん今年最後のテーマは、「特別であり、なんでもない、ある1日」という注文です。朝、目が覚めたのは8時2分です。いつもより少し、寝坊をしてしまいました。昨夜の就寝時間は9時前で、次に目が覚めたのが11時半。しばらくテレビを見て、2回目に目が覚めたのが3時位。起きて猫のおでんにエサをと思ったが、僕と枕を並べて熟睡している様子なので、トイレに行って再び眠る。そして起床が8時2分だから、トータルで10時間以上寝てるということは大谷翔平選手並みだ。今夕、東京オペラシティコンサートホールで行われるフィリップ・Tadanori Yokoo美術家横尾 忠則撮影:横浪 修神戸で始まって 神戸で終る 特別であり、なんでもない、2025年11月14日 金曜日16

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