KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年11月号
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re InformationKOBECCO催しもの情報美術作品の制作活動に日々励んでいる方々の発表の場として続いてきた公募展、県展。今年度からは秋の開催となり、展示会場も兵庫県立美術館に変わることになった。この機会に新しく愛称も決定。HyogoのArt、「H/ART」(ハート)という愛称とともに、今年度も開催。兵庫県立美術館■会期 11月15日(土)~30日(日)■会場  兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階ギャラリー (神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)■時間  10:00~18:00(入場は閉館30分前まで) ※最終日30日は14:00閉展(入場は13:30まで)■休館 11/17(月)、11/25(火)■料金 無料■交通 阪神「岩屋駅(兵庫県立美術館前)」から南へ徒歩約8分■お問い合わせ TEL.078-262-0907中村芳中《高砂図》個人蔵狩野晴真《蓬莱山図》西宮市大谷記念美術館蔵日本に自生し、古くから親しまれてきた樹木・松。しかし、造形や文芸の題材として取り上げられるにあたっては、中国の大きな影響を受けている。中国では紀元前から、雪中にも青々として徳を示す松に特別な意味を持たせていた。唐時代には松そのものが絵画の主題となり、吉祥としての松も造形されるように。このような意味を持つ松が奈良時代・平安時代の日本に伝わり、絵画や文様に取り入れられることになる。中国の影響を色濃く受けた松が描かれる一方で、日本独自の造形も生み出され、発展していった。本展では、様々な「松」が描かれた江戸時代の作品を紹介。「松」にまつわる様々な絵が楽しめる。また、西宮市の市制100周年をともに祝う。西宮市大谷記念美術館西宮市100周年 めでたい松展祝いましょう。松の絵さまざまart■会期  11月30日(日)まで <前期>11月11日(火)まで <後期>11月13日(木)~30日(日) ※一部作品の展示替あり■会場 西宮市大谷記念美術館(西宮市中浜町4-38)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 水曜日■料金 一般1,200円、高大生600円、小中生400円■交通 阪神「香櫨園」駅から南西へ徒歩6分■お問い合わせ TEL.0798-33-0164exhibition2025県展 第62回絵画/彫刻・立体/工芸/書/写真/デザイン92

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