ら約500年前。トルコ帝国がアフラシアの結節点に成立した。これはヨーロッパにとって大きなインパクトで、トルコ民族がイスラムの指導者となったことでキリスト教と対立するようになり、聖地エルサレム奪還のためたびたび十字軍が派遣されたが成果がなくローマ教皇の権威が失墜、宗教革命に結びついた。また、十字軍に従軍した騎士たちは現地で古代ギリシャ・ローマの芸術や思想に出会い、このことがルネサンスに繋がった。 そして東洋から絹、宝石、胡椒が入るルートが遮断されたためトルコを経由しないルートの開拓を進め、コロンブス、アメリゴ・ベスプッチ、ヴァスコ・ダ・ガマ、マゼランらが活躍した大航海時代が幕を開ける。これによりアフラシアの外へと「世界」が拡大し、話がより面白くなってきたところで残念ながらお時間、続きは次回「グローバル世界の成立」で披露するそうだ。巨視的な観点から世界史を学ぶ得難い機会となった今回のレクチャー、最後は田辺先生に温かい拍手が贈られた。神戸大空襲80年~次世代への記憶の継承~聴衆は、しばし2000年前の時代へタイムスリップ現代の国際社会を考える上でも大きな示唆となる内容だった申込・問合せ 神戸新聞カルチャー TEL・078-265-1100 http://k-cc.jp/日時・内容 11月29日(土) 一般参加歓迎13:30~14:00 レクチャー 田辺眞人(園田学園大学名誉教授)「80年前の神戸と大空襲」14:10~14:55 レクチャー 竹内早希子(ノンフィクション作家)「著書『命のうた』取材背景~戦争と児童文学~」15:00~15:40 鼎談「戦争の記憶と伝承」 竹内早希子×田辺眞人×馬場敦子(神戸空襲を記録する会)会 場 神戸市教育会館(地下鉄県庁前下車徒歩約4分、JR・阪神元町駅下車徒歩約10分)参加費 1,000円(要予約)79
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