KOBECCO Culture Informationexhibitionexhibition■会期 10月11日(土)~12月14日(日)■会場 竹中大工道具館1Fホール(神戸市中央区熊内町7-5-1)■時間 9:30~16:30(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし10/13・11/3・11/24は開館) 10/14・11/4・11/25(火)■料金 一般700円、65歳以上・大高生500円、中学生以下無料 ■交通 神戸市バス2・18系統「熊内6丁目」下車徒歩2分■お問い合わせ TEL.078-242-0216柱、屋根、畳。日本では、昔から身近な植物とともに住まいを築き、自然の恵みを生かしてきた。本展では、日本の伝統的な木造建築を支える「植物」と「匠」の技に注目し、それぞれを植物学と建築学の視点から読み解いていく。さらに、それらが循環する社会の中でどのような役割を果たしてきたのか、その知恵と工夫をご紹介。取り上げる技の多くは2020年の登録より5年目を迎えた、ユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」。自然が育んだいのちを、人間の知恵によって繰り返し生かし続けていく―そんな、丁寧で温かなものづくりの世界を楽しんでいただきたい。新館は1995年10月、当館60周年記念事業において、第4代理事長嘉納秀郎(白鶴酒造第10代)コレクションのペルシア・アナトリア・コーカサス絨毯を主な所蔵品とする展示施設として開館。阪神・淡路大震災の影響を受け、予定より7か月遅れての初公開だったが、当館復興を記念する展示ともなった。今秋は新館開館30周年として、当初より所蔵する中東絨毯の優品を中心に、この30年間に寄贈された中国やインドの絨毯も一部初公開。本館は、所蔵の中国陶磁展となる。繁栄を意味する荷葉や柘榴、富貴を表す牡丹、長寿の象徴たる松、吉祥の徴(しるし)である鳳凰や麒麟など、華やかで寿ぎに満ちた文様世界を鑑賞いただきたい。竹中大工道具館白鶴美術館植物×匠めぐるいのち、つなぐ手しごと 2025年 秋季展〈本館〉「吉祥の美―中国陶磁」〈新館〉「新館開館30周年記念 中東美術の華―絨毯」■会期 12月7日(日)まで■会場 白鶴美術館(神戸市東灘区住吉山手6-1-1)■時間 10:00~16:30(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし10/13・11/3・11/24は開館) 10/14・11/4・11/25(火)■料金 一般800円、65歳以上・大高生500円、小中生250円■交通 市バス38系統「白鶴美術館前」下車■お問い合わせ TEL.078-851-6001モフタシャム カーシャーンペルシア中央部 20世紀初期唐三彩荷葉飛雁文盤 唐時代金襴手瓢形瓶 明時代茅葺き伝統的な木造建築を修理する(御厨天神社改修工事、大阪府、2019)108
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