訓練や会議をおこなって先に進んでいければ」と語った。 前述の通りD-KOMETの活動には行政との連携が不可欠だが、行政側からは神戸市保健所の楠信也所長が神戸市の災害対応についてプレゼンテーションし、D-KOMETにより軽傷者の救急をおこなう救護所体制が強化されると解説。「今後も継続して合同防災訓練をおこなっていきたい」と展望を語った。 そして堀本会長より隊員各位に任命書が手渡され、D-KOMETを代表し中央区医師会統括の小川達司氏が「市民の安心、安全、健康を守るべく速やかに活動する所存です。みなさんで神戸を守っていきましょう!」と発足の発声をおこなうと、会場は万雷の拍手に包まれた。 その後和やかなムードで記念撮影がおこなわれ、最後に神戸市医師会の荒木邦公副会長が改めてD-KOMETの意義を語り、「隊員を増やし、災害対応病院や行政とタッグをしっかり組みながら頑張っていきたい」と締めた。神戸市保健所・楠信也所長中央区医師会・小川達司統括神戸市医師会・荒木邦公副会長神戸市健康局・熊谷保徳局長98
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