KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年9月号
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播磨/皮革丹波/丹波焼生産される環境に配慮した革や陶器、SDGsな姿勢も評判【Kiichi KOBE(キイチ コウベ)】「Made in Japan」にこだわる「Made in Kobe」をコンセプトに、神戸元町で生まれたレザーブランド。神戸ビーフの原皮を活用した皮革素材「KOBE LEATHER」を活かした革製品を作り続けており、世界に向けて発信している。今回は、台湾のキュレーション企業「未來式」とコラボした神戸レザーのキャップも販売する。【市野伝市窯(いちのでんいちがま)】創業者の市野伝市さんは古くから菊鉢や朝顔鉢を作陶してきたが、約50年前に山野草の愛好家からの依頼をきっかけに「植物の生育を第一に考えた」陶器製植木鉢を専門に作陶する窯に。現在は達也さん(二代目)、弘通さん(三代目)が守り継ぐ。丹波焼は欠けても、金継ぎで修復できることも魅力。【雅峰窯(がほうがま)】1890年より丹波焼を作り続け、現在は市野秀之さん(四代目)、健太さん、大輔さん、三人で作陶。伝統技法の「鎬(しのぎ)」の作品を中心に、現代の生活にあう、使い勝手にもこだわった器を作る。食卓に取り入れやすい白系の色味やトルコブルー、ピンクなどモダンな色柄の組み合わせが評判。【HYOGO LEATHER(ひょうごレザー)】100%食肉の副産物を活用し、生産工程を兵庫県内で行い、排水などの廃棄物処理を適正に管理した工場で製造された革だけが認定される「HYOGO LEATHER」。兵庫が誇るこの皮革のブランド化を図る「兵庫県皮革産業協同組合連合会」からは万博展示のバッグのリニューアル版が登場する。第1週第2週第1週第2週※注:販売商品は掲載写真のリニューアル版(受注販売のみ)になります神戸レザー協同組合×未來式 〈コラボ作品〉75

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