KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年9月号
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「美術の中のかたち—手で見る造形」は、当館の前身である県立近代美術館時代から、開催を続けているシリーズ展です。35回目となる今回は、彫刻家・中谷ミチコ(なかたに・みちこ)の作品を展示します。中谷は、凸凹が反転したレリーフの作品で知られています。モチーフが存在するはずの空間には何もなく、何もないはずの空間にモチーフが存在するようにみえるその作品は、私たちに不思議な感覚をもたらします。本展では、これまで視覚で楽しむものとして存在していた彫刻作品に直に触れることで、新たな鑑賞の機会を創出することをねらいとします。横幅10メートルを超える中谷の最新作の鑑賞を通して、存在の確かさと共にある不確かさに直に触れてみてください。【兵庫県立美術館】2025 コレクション展Ⅰ[小企画]美術の中のかたち─手で見る造形中谷ミチコ 影、魚をねかしつける開館時間休 館 日 閉 室 日会  期観 覧 料 10:00-18:00(入場は閉館の30分前まで)月曜日(月曜が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)9月30日(火)、10月1日(水)、10月2日(木) 常設展示室1~5閉室2025年9月5日(金)―12月14日(日)一般:550円、大学生400円、70歳以上250円、高校生以下無料※一般以外は要証明※「 美術の中のかたち」展開催中のコレクション展は、障害者手帳等をお持ちの方とその介助の方1名は無料アーティスト・トーク 9月5日[金] 13:30-14:30(受付は 13:00 ‒ ) レクチャールーム+展示室、定員30名、当日先着順、参加無料(別途要コレクション展観覧券)11 月8日[土] 15:00-16:00(受付は 14:30 ‒ ) 聞き手:林洋子(当館館長) レクチャールーム、 定員80 名、 当日先着順、参加無料(別途要コレクション展観覧券)中谷ミチコ 《影、魚をねかしつける》部分 2025年、石膏71

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