KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年9月号
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阪放送児童合唱団に入り、朝比奈隆氏指揮のオペラにも出演しました。幼少期にステージで味わった高揚感が音楽の原点になりましたね」と幼少期を振り返る。業界に興味を持ったのは中学生の頃。姉の影響で聴いた洋楽に衝撃を受け、「本場のサウンドを肌で感じたい」という思いから高校卒業と同時に単身で渡米した。●マイクが呼んだ縁帰国後、音楽関連の仕事に就きたくてスタジオや楽器店に勤務。28歳の頃、アナウンススクールに入学し現在の仕事を始めた。「今から20年前…オーディションを経て現在の番組を担当することになりました。かつて伊丹空港で働いていたこともあり不思議な巡り合わせを感じましたね」と縁を口にした。第9回■今回の待ち人藤本幸利さん(ラジオパーソナリティ)関西を拠点に活動するラジオパーソナリティ・ナレーター・イベントMC。セイ プロダクション所属。京阪電車の駅構内アナウンス、非常放送設備「火災」などお馴染みの声で活動の場を広げている。現在、『サタデーハッピーモーニング』(ハッピーエフエムいたみ)に出演中。兵庫県を舞台に業界で活躍する芸能人、文化人、アスリートを出入口で突撃取材!!    編集 岡力 中西若菜ちょうどいい街、伊丹から心を込めて●生放送中に突撃!?阪急伊丹駅を下車。夏はまだまだ終わらない、燦々と照りつける日差しを浴びながら城下町を歩く。やって来たのは『ハッピーエフエムいたみ』。ガラス張りのブースからは、お馴染みの声が聞こえてくる。心地の良い軽快なトークでリスナーに元気を届けているのは今回のターゲットである藤本幸利さん。生放送が終わると手招きしながらスタジオへと案内してくれた。●本場の音楽を求めて「小学校低学年で大130

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