KOBECCO Cultuexhibitionart■会期 9月13日(土)~11月9日(日)■会場 神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中 2-9-1)■時間 10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし9/15・10/13・11/3〈月・祝〉開館、9/16・ 10/14・11/4〈火〉休館)■料金 一般1,000円、65歳以上・大学生500円、高校生以下・ 神戸市内在住の65歳以上無料■交通 六甲ライナー「アイランドセンター駅」から徒歩約3分■お問い合わせ TEL.078-858-0050■会期 9月20日(土)~11月16日(日)■会場 芦屋市立美術博物館(芦屋市伊勢町12-25)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし10/13・11/3〈月・祝〉開館、10/14・ 11/4〈火〉休館)■料金 一般1,000円、大高生700円、65歳以上500円、 中学生以下無料■交通 阪神「芦屋駅」から南東へ約15分■お問い合わせ TEL.0797-38-54322006春夏コレクション「人魚姫」より/撮影:大石一男2003春夏コレクション「乾いた風に花が咲いたよ」より/撮影:大石一男山崎隆夫《大池寺刈込庭》1989年油彩、カンヴァス、コラージュ芦屋市立美術博物館蔵トリスウイスキー広告「人間らしくやりたいナ」1961年 株式会社寿屋(絵:柳原良平、コピー:開高健)1980年代よりファッションデザイナーとして時代の先端に挑み続けた永澤陽一。パリでTOKIO KUMAGAIのチーフデザイナーとして活躍し、帰国後に独立して自身のブランド「YOICHI NAGASAWA」で東京コレクション、パリコレクションに参加。特殊な素材や技術に挑戦し、比類なき独自の世界を創造し人々を驚かせ続けた。さらには「無印良品」や「AEON」などの服飾部門のプロデュースにも手腕を発揮。その後も後進の指導にも尽力し、国内外の展覧会にも出展を続けている。本展では、神戸ファッション美術館に寄贈されたブランド発足当初からのコレクション作品の数々を展示。稀有な発想の源流と創造性に焦点を当て、次世代のクリエイティビティに新たな火を灯すことを目指す。洋画家でありながら、寿屋(現・サントリーホールディングス㈱)などで広告の仕事にも手腕を発揮した、山崎隆夫(1905-1991)。神戸高等商業学校在学中、美術グループ・青猫社に参加し、芦屋在住の洋画家・小出楢重に師事。阪神間モダニズムのただ中で洋画を学ぶ。卒業後は洋画家として活躍の一方、三和銀行に勤める。戦後は宣伝担当に抜てきされ、芸術家仲間を起用して数々の広告を制作。その仕事は評判を呼び、1954年に寿屋へ移籍、宣伝部長に就任した。開高健や柳原良平、杉木直也らを率いて、洋酒文化をモダンな楽しみとして人々に普及させようとする山崎の仕事を展開した。生誕 120 年の節目に、絵画と広告という異なる領域で実績を残した山崎の思考と美意識に迫り、その功績を再検証する。神戸ファッション美術館芦屋市立美術博物館特別展 Beyond Creation―永澤陽一の創造と革新特別展 山崎隆夫 その行路―ある画家/広告制作者の独白107
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