KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年8月号
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re InformationKOBECCO催しもの情報神戸が生んだ気鋭の日本画家、西田眞人(1952年、兵庫区生まれ)の画業を振り返るとともに、阪神・淡路大震災に取材した諸作品を紹介する展覧会を開催。震災から30年の節目となる年に、震災、イギリス、そして一の宮を描く西田眞人の画業を通して、作者がひとつひとつの作品にこめた「再生の祈り」を感じていただこうとする試みである。神戸ゆかりの美術館阪神・淡路大震災30年特別展西にし田だ眞まさ人と 日本画展―再生の祈りをこめて―《黒いアーケード》1995年 紙本着色192.5×192.5㎝ 京都国立近代美術館蔵《輝く街》1999年 紙本着色 165.0×453.5㎝ 神戸ゆかりの美術館蔵■会期 9月15日(月・祝)まで■会場 神戸ゆかりの美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)■休館 月曜日(ただし8/11・9/15 は開館)、8/12(火)■時間 10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)■料金  一般1,300円、神戸市在住65歳以上・大学生650円 高校生以下無料■交通 六甲ライナー「アイランドセンター駅」から南東すぐ■お問い合わせ TEL.078-858-1520たなかしん「そうぞうのかけら」明石の海の砂を使い、やさしく幻想的な作品を生み出す画家・絵本作家たなかしん。海の砂を絵の下地に取り入れる手法で独特なマチエールを生み出し、やわらかくぬくもりに満ちた現在の画風へとたどり着く。画家として活動する傍ら、絵本が「一枚の絵に込める想いを物語で伝える」表現方法であることに気付き、絵本作家としても活動を始める。本展では、絵本作家としての活動20周年を記念し、アトリエのある明石の地で初の大規模展覧会を開催。会場では、絵本の読み聞かせや歌が流れる「えほんのへや」、映像制作やアートユニットplaplaxとのコラボによるインタラクティブ作品、触れて楽しめる作品、ゆっくりと絵本を読めるスペースに加え、来館者が制作に参加できる作品もご用意。おとなもこどもも、たなかしんの世界を体感できる展覧会となっている。明石市立文化博物館夏季特別展そうぞうのかけら砂で紡ぐたなかしんの物語art■会期 9月7日(日)まで■会場 明石市立文化博物館(明石市上ノ丸2-13-1)■時間 9:30~18:30(入館は閉館30分前まで)■休館 会期中無休■料金 大人1,000円、大高生700円、中学生以下無料■交通 JR・山陽電車「明石駅」から北へ徒歩5分■お問い合わせ TEL.078-918-5400art92

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