KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年8月号
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 店を埋め尽くすソース、ソース、ソース…。長田発の「ばらソース」をはじめ、普段見かけない「ニッポンソース」「プリンセスソース」など、神戸の地ソースを中心に関西のソースがズラリ。ソースを専門に取り扱うようになったのは阪神・淡路大震災がきっかけ。被災して長田から引っ越しした人から「長田のソースしか口に合わん」と送付を依頼され、地ソースの価値を再認識。お好み焼き店が多いソースの街・長田の店として、「神戸のソース文化を楽しんでもらおう!」と魅力発信に尽力する。ユリヤ神戸市長田区五番町8-1-6078‐577‐023110:00~19:00日曜定休レアもんや一升瓶サイズも!その数なんと180種以上❶ユリ(店名の由来)から始まり食料品、ご当地の酒類や加工食品を販売後、今のソース専門店に ❷「旨辛お好み焼きソース(432円)」など、ユリヤのオリジナルソースも人気知ってた?ソースを知り尽くした人代表の中島吉隆さんのソースに対する知識は「どろソース」よりも濃く、深い。博識を買われ、「ビームス」や神戸の人気カレー店「マンドリル」のオリジナルソースづくりもプロデュース。中島さんを見かけたら味やソースレシピを相談してみよう(配達不在時はソースソムリエ的な奥様が対応してくれる)ユリヤ❶❷卸専門の西区の「ニッポンソース」、おひとりで製造する王子公園の「プリンセスソース」など、レアな神戸の地ソースも販売50

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