re InformationKOBECCO催しもの情報1954年に芦屋で結成された「具体美術協会」(具体)が1972年に解散するまでの18年間の活動を振り返り、なかでも1970年の日本万国博覧会の参加に向けて準備を進めていた60年代後半からの「具体」の動向を紹介。また、1972年と1974年に開催された「芦屋川国際ビエンナーレ」、1973年から1975年に開催された「ルナ・フェスティバル」を資料などから紹介し、芦屋の美術の時間を辿る。芦屋市立美術博物館具体美術協会と芦屋、その後グタイピナコテカ集合写真 1965写真提供:大阪中之島美術館松谷武判《作品・62》1962年樹脂系接着剤、合成樹脂系絵具、布芦屋市立美術博物館蔵日本万国博覧会「具体美術まつり」フィナーレ 1970■会期 7月5日(土)~8月31日(日)■会場 芦屋市立美術博物館(芦屋市伊勢町12-25)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし7/21・8/11〈月・祝〉開館、 7/22・8/12〈火〉休館)■料金 一般900円、大高生500円、中学生以下無料 ※7/12(土)は「ひょうごプレミアム芸術デー」のため観覧無料■交通 阪神「芦屋駅」から南東へ約15分■お問い合わせ TEL.0797-38-5432伝岩佐又兵衛「妖怪退治図屏風」江戸時代(17世紀) 八曲一隻 紙本着色伊藤若冲「竹鶏図屏風」寛政2(1790)年以前 二曲一隻 紙本金地墨画円山応挙「梅鯉図屏風」天明7(1787)年 二曲一隻 紙本金地墨画日本美術には、まだ世に知られていない作者、作品が埋もれている。例えば、伊藤若冲(1716-1800)の場合、2000年に京都国立博物館で開催された展覧会をきっかけに、空前の若冲ブームが巻き起こったが、そんな若冲も2000年以前は一般の人々にとっては「知られざる鉱脈」であった。その後も、若冲をはじめとする奇想の画家の発掘は進んだが、縄文から近現代まで、いまだ知られざる鉱脈がまだまだ眠っている。本展では、あらためてその鉱脈を掘り起こし、美しい宝石として今後の日本美術史に定着していくことを目標とする。ご自分の眼で「未来の国宝」を探していただきたい。大阪中之島美術館「日本美術の鉱脈」展未来の国宝を探せ !art■会期 8月31日(日)まで■会場 大阪中之島美術館 4階展示室(大阪市北区中之島4-3-1)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで) ※一部日程において開館延長を実施 (7/18~8/30までの金・土・祝前日の17:00~19:00)■休館 月曜日(ただし7/21・8/11〈月・祝〉開館、 7/22〈火〉休館)■料金 一般1,800円、大高生1,500円、小中生500円 ■お問い合わせ TEL.06-4301-7285 (大阪市総合コールセンター・年中無休 8:00~21:00)art90
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