KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年7月号
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ストレスは吐き出すことで解消します。ストレスの多い人は、なんでもため込んで、吐き出せてない人です。日記は書くことによって、吐き出そうと思わなくても自然に吐き出しているのです。日記はまるで精神科の先生みたいなものです。いや、もしかしたら神かもしれません。日記神という神かもしれません。ここまで気づけば、あなたは悟ったも同然です。もしかしたら、後光を発しながら街を歩いているかもしれません。日記は、人を解放する装置です。ここまで書けば、少しは、書いてみようかな?という気持ちになられましたか。日記は「自由」であるということを念頭に置いてください。書きたくない日、書くのを忘れた日は、別に書く必要がなかったのです。何も書かないということが、その日の日記だと思えば気が楽でしょ。そして1ヶ月後に再び始めてもいいのです。今日は1行しか書くことがなければ、それでいいのです。一字でもいいのです。とにかく自由なのです。文房具店に行くと「自由日記」と書いた日記があこと、これらを書くのです。すると、自分の中の悩みは、知らず知らずのうちに、日記が解決してくれます。日記に自分の嫌な部分を知らず知らずに吐き出していることに気づきます。すると、いつの間にかストレスが全くなくなっていることに気づきます。り回されることが、そのうち喜びに変わってきます。日記のために生きていたことが、ある日、ふと気がつくと、実は自分のために生きていたことに気づきます。日記は、その日の考え、思い、直感したこと、行動したこと、人と話したこと、食べた1984年9月1日−2日リサ・ライオンとのメキシコ旅行にて。絵葉書を貼り付けています18

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