KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年6月号
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❶丹波立杭陶磁器協同組合の森本芳弘さん(丹山窯)が最初に実演。軽快なトークとともに匠の技を披露❷組合理事長の市野達也さん(市野伝市窯)は「丹波焼について関西圏のみならず、他府県、海外の方にも知ってもらうきっかけになれば」と万博会場での実演に意欲をみせる❶播磨で600年間受け継がれる伝統の手延べ製法を守ってきた兵庫県手延素麺協同組合。当日は職員の天川亮さんとミス揖保乃糸の油谷美咲さんが場を盛り上げた❷試食は揖保乃糸特級品をごま風味のぶっかけつゆでアレンジしたもの。海外からのお客様にも受け入れられやすい食べ方や味で提供することで、日本の伝統食「そうめん」をカジュアルに伝える❶❶❷❷夏の風物詩、兵庫県が全国一位の生産量を誇る日本の伝統食「手延そうめん」の魅力を、2024年ミス掃保乃糸の油谷美咲さんのステージトークやアレンジした撮保乃系の試食を通してPR。帯状の麺生地を数本合わせて1本にしたものを、さらに数本あわせて1本に…と繰り返し、熟成を重ね、麺に縒りをかけながら細く延ばしていく手延製法が、瑞々しく、コシがあり、茹でてものびにくい味わいを実現。そんな製法やこだわりを学んだあとは、豪華詰め合わせセットをかけたジャンケン大会。白然の戦いが繰り広げられた。手延素麺・揖保乃糸兵庫県手延素麺協同組合揖保乃糸トークショー&無料試食実施日:4/29丹波焼の郷「立杭」では、850年以上にわたり窯の火を絶やすことなく今も約60の窯元が軒を連ね、生業に勤しんでいる。当日は3名の窯元が順に電動ロクロを実演。組合で生産している粘土を菊練りしたあと、粘土の塊からお皿や徳利など、次々と形づくっていく様を披露。雨が降り、花冷えする日だったが、大勢の来場者が匠の技術を間近で見学できて感動。「やってみたい!」と挑戦する子どもが登場するほど大いに盛り上がった。丹波焼丹波立杭陶磁器協同組合丹波焼ロクロ実演実施日:4/2883

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