KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年6月号
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❶食肉の副産物を活用したサスティナブルな革 ❷合皮とは違う、柔らかい手触りをワークショップで実感 ❸「振る舞い酒&素敵なワークショップで万博に来た甲斐がありました」と喜ぶ参加女性❶❸❷柔らかな天然皮革で小物づくり兵庫県は1000年以上続く日本一の皮革製品の産地。生産工程を県内で行い、廃棄物処理を適正に管理した工場で作った革のみ「HYOGO LEATHER」に認定。「HYOGO LEATHERの廃棄される部分を活用した小物づくりで、地球環境に配慮している革素材であることをPR。柔らかいのに丈夫で、使うほどに味がでる革の面白みも実感してほしいです」と兵庫県皮革産業協同組合連合会の藤本裕子さん。参加者はミニバッグ、ブレスレット、動物の中から好きな作品に挑戦。皮革兵庫県皮革産業協同組合連合会HYOGO LEATHERでつくる!革小物作り実施日:4/28❶阪神・淡路大震災のときに長田でボランティアに参加し、兵庫の人の温かさに魅了されたという愛知県から来た男性。「フォトフレームに万博の写真を飾りたい」と嬉しそう❶万博の思い出を飾るフォトフレーム日本六古窯の一つとして日本遺産に認定されている丹波焼。ワークショップでは“ガラメン”と呼ばれる丹波焼の破片を貼り付けてオリジナルフォトフレームを制作。「廃棄してしまう丹波焼の破片を磨いて再利用。環境にも配慮したワークショップです。小さな子どもや外国人の方でも手軽に体験できる内容で、持ち帰ってお部屋に飾ってもらうことで陶芸に関心を持ってもらいたい」と丹波立杭陶磁器協同組合の前中玉喜さん。貼り付け方も色々で、次々と美しいフォトフレームが完成!丹波焼丹波立杭陶磁器協同組合丹波焼ガラメンフォトフレームづくり実施日:4/2880

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