❶本物の播州そろばんの天然木製素材を使ってつくる ❷展示ブースでは伝統工芸品に加え、カラフルなそろばん玉がタイヤになった木の車を転がすスライダーを紹介❶❷世界に一つだけのマイそろばん小野市の地場産業「播州そろばん」は全国生産量のシェア約7割を占め、国の伝統的工芸品にも指定。「その技術と素材を生かした新商品開発にも注力し、世界に向けた新市場を開拓中です」と語る播州算盤工芸品協同組合の宮永英孝さんの指導のもと、参加者はピンクやブルーなど、カラフルな枠や玉を選んで組み合わせ、世界に一つだけのマイそろばんを作る。そろばんの作り方や使い方の紹介もあり、無事完成させた男の子は玉をパチパチとはじいて、「大切に使う!」と大喜び。そろばん播州算盤工芸品協同組合マイそろばん作り実施日:4/26・27❶フランス人の女性はどこも大混雑の万博会場で、ここでは落ち着いて日本の文化を学べたのが良かったとにっこり ❷長く愛される商標マッチ。若者にはレトロ、年配者には懐かしいデザイン❶❷テープでマッチ箱をおめかし兵庫県のマッチの国内シェアは8割。海外へは神戸港から輸出されている。ワークショップでは無地のマッチ箱にマスキングテープを貼って飾り付けてオリジナルマッチ箱を作る。「神仏の参拝時、若い世代の人がマッチを使えないそう。かわいいパッケージをつくることで、普段からマッチに親しんでほしい」と日本燐寸工業会の松本和久さん。60種以上そろうマスキングテープを自分好みに貼り付ける作業はシンプルだからこそこだわりたいと皆、熱心に作業に取り組んだ。マッチ(一社)日本燐寸工業会デコマッチ箱づくり 実施日:4/2779
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