KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年6月号
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4月24日、兵庫県立美術館2階に鹿肉料理をいただけるレストランがオープン。とはいえ、格式高いジビエフレンチではないのでご安心を。鹿カツのサンドイッチや猪鹿ボロネーゼなど、兵庫県産ジビエを気軽に味わえるスタイルで早くも話題を集めている。運営するのは元町のジビエ料理専門店「鹿鳴茶流 入舩」やジビエ専門精肉店を展開する「㈱メリケンヘッドクォーターズ」。兵庫県下でも深刻化する農林業被害対策として頭数調整された鹿を有効活用するべく、ジビエ流通の仕組みをつくったパイオニアだ。ジビエは神戸市内より半径100㎞以内で調達した上質なものを使用。地産幅広いメニューを取り揃え、滋味深きジビエの未来を拓くRestaurant Rokumei saryu(レストラン ロクメイ サリュウ)KOBECCOお店訪問©Masaki Tada世界的に活躍する建築家・安藤忠雄氏が設計した兵庫県立美術館2Fにオープン。レストランやカフェのみの利用も可能しっとりとした食感の鹿生ハムと姫路の戸部農場のクレソンを使用したオープンサンド¥1,150。「ニホンジカまるごと1頭有効活用」の想いのもと、カトラリーレストや花瓶などに鹿の骨や角を活用6

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