KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年6月号
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 参加者はウイスキーが大好き!というコアなファンはもちろん、「ウイスキー好きな友人に誘われて初めて足を運んだが、予想外に美味しくて楽しい」という若いグループやカップルも多数。ウイスキー=年配のおじさんが嗜むお酒という考えは、今や希薄化してきているのかも。 今年は「ストレートばかりで飲むのはきつい…」という人向けに、ソーダで割って味わえるコーナーを新設。また、日本最高峰のカクテルコンテストで優勝と準優勝に輝いた神戸のバーテンダーの〝受賞カクテル(偶然にもどちらもウイスキーベース!)〞を提供するカクテルブースにも人だかりが。ミニ知識を仕入れることができるオープンセミナーやクイズなどのイベントが順次行われたほか、別フロアでは生産者からウイスキーについて学ぶ有料セミナーも実施。 朝11時から夕方5時まで、多くのウイスキーファンが好きなスタイルでウイスキーを存分に堪能し、心地よく酔いしれる1日を満喫していた。江井ヶ嶋蒸溜所地ウイスキー「シングルモルトあかし」のイベント限定ボトル80本を販売。新ブランド「香掬(カスク)」は多彩な熟成樽と向き合い、原酒が持つ香りと個性を丁寧に掬いあげたシングルモルト。5月発売の最新作を先行販売。馬追(まおい)蒸溜所北海道夕張郡長沼町にあるワイナリーが2022年よりウイスキーの蒸留を開始。北海道産大麦を100%使用した道産シングルモルトウイスキーの原酒(ニューポット・ニューボーン)を提供。他のイベント主催者秩父や福岡の歴史あるウイスキーイベント主催者も地元のウイスキーのブースを展開!新潟亀田蒸溜所すべての原材料を新潟産にこだわるメイド・イン・新潟のウイスキーを提供。「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025」で、ジャパニーズクラフトウイスキーニューボーングランプリを受賞するなど、今最も注目を集める蒸溜所の一つ。はんこ販売会社『(株)大谷』取締役のウイスキー好きが高じて敷地内に蒸溜所をつくったという開業ストーリーも美味しすぎる!奥中央の男性が「㈱大谷」の取締役でウイスキー製造責任者の堂田浩之さん38

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