KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年6月号
128/136

平野中学校では勉学に励む傍ら『夜のヒットスタジオ』、『ザ・ベストテン』などの音楽番組や『アップダウンクイズ』、『あっちこっち丁稚』といった関西ローカル番組に心を躍らせた。●青春真っ盛り武庫川女子大学附属高校に進学するとライフスタイルが一変する。学校近隣には阪神タイガースの選手寮「虎風荘」があった。「当時は、池田親興さんや中西清起さんが在籍していて練習を観に行きました」。黄金期の選手を身近に感じながら後に自身が「熱血!タイガース党」(サンテレビ)に出演するとは知る由もなかった。日々、京阪神を舞台に青春を謳歌した学園生活。「放課後になると三宮へ遊びに行きました。リチャードというお店第6回■今回の待ち人大浦 理子さん(フリーアナウンサー)大学在学中から『おはよう朝日です』(朝日放送)のリポーター、『ズームイン朝』(読売テレビ)のお天気コーナーを担当。『テレビ金沢』でのアナウンサー経験を経て、現在は関西を拠点に多くのメディアで活動の場を広げている。兵庫県を舞台に業界で活躍する芸能人、文化人、アスリートを出入口で突撃取材!!    編集 岡力 中西若菜海風と人の優しさに触れる街●気さくにレジェンド 降臨まもなくJR神戸駅に到着する。車窓に収まる絵画のような山並みを眺め一路、神戸ハーバーランドへ。今回のターゲットは日頃から茶の間で観ていた大物芸能人。事前にアポイントを取り慎重に事を進める。お会いした際のお辞儀を45度(最敬礼)にするか90度(拝礼)にするか悩んでいたらマネージャーと共に大浦理子さんが手を振りながら現れた。あまりにも和やかムードだった為、初対面にも関わらず「どうも」と言いながら力いっぱいに手を振り返す。エントランスで対面すると我に返り一礼してからインタビューを開始した。●意外な過去!?「イトマンスイミングスクールの選手コースにいました」とアスリートばりに活発だった幼少期を話す大浦理子さん。大阪教育大学附属128

元のページ  ../index.html#128

このブックを見る