KOBECCO(月刊神戸っ子2025年5月号)
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■日韓のメディア・ミックス今作は、昨年10月、韓国で劇場公開されるや5万人以上を動員するヒットを記録。また、タイやカンボジア、ラオスなどアジア圏でも次々と公開され、「インドネシアでは韓国を上回る10万人を動員したんですよ」とイ監督は胸を張った。日本では今年3月、大阪市で開催された「大阪アジアン映画祭」で初お披露目され、イ監督も来阪。高野さんと久々に再会し、共に舞台挨拶に立ち、日本の映画ファンの熱い声援を浴びた。この舞台挨拶前、映画祭会場の楽屋で二人を取材した。「昨年7月にイ監督と初めてお会いしました。場所は韓国のプチョン国際ファンタスティック映画祭の会場です。舞台挨拶では映画好きが多い韓国のファンの温かい拍手、大きな声援に感動しました」と高野さんは振り返る。《アルバイトを掛け持ちしながら日々暮らす女性、ジョンユン(パク・ジュヒョン)は30歳の誕生日の前日。道ですれ違った男に声を掛けられる。「君は6時間後に殺される」と。男の名前はジュヌパク・ジュヒョン(左)演じる主人公ジョンユンは、チョン・ジェヒョン(NCT)演じるジュヌから突然、死を予告される81

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