パビリオンは細胞を表した立方体で構成制服をモチーフにしたユニフォームは河森氏が長年タッグを組んできた江端里沙氏がデザイン河森正治氏アニメーション監督 、メカニックデザイナー、ビジョンクリエーター生物多様性の重要性を発信多様ないのち、人間だけではなく、色々な生き物のいのちがどんな形で繋がり、共鳴し合っているのかがテーマ。 例えば、魚を食べる時、いのちの流れを中心に考えると、魚と合体して自分になっている。その魚が大阪湾で獲れていれば、大阪湾の海水とも合体しているし、太陽の日差しが暖かく感じるのも、499秒前に太陽を出た光と自分が合体して自分を形成しているから。499秒前、自分は太陽に居て、輝いていた、そんなことが実感できるようなパビリオンになっています。 多様性をキーワードに、生き物と自分たちの関連性や流れの中で捉えていくことによって、新しい時代に向けてのヒントが見えてくる。いのちの、あらゆる生き物の多様性が、今まで以上に輝き続けることがレガシーとなる万博ができればいいなと思います。宇宙・海洋・大地に宿る、あらゆるいのちのつながりを表現。イマーシブ展示「超時空シアター」「ANIMA!」、リアル展示「宇宙の窓」「無限メタモルフォーゼ」ほかで、いのちを守り育てることの大切さの訴求をめざす。河森正治プロデュースパビリオン公式サイトテーマ「いのちを育む」いのちめぐる冒険カメラ付きVRゴーグルを使い、VRとMRを行き来する「超時空シアター」。多種多様な動植物で構成されたモニュメント「いのち球」© 2025 Shoji Kawamori / Oce Shogo Onodera, All rights reserved.いのちは合体・変形だ!53
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