KOBECCO(月刊神戸っ子2025年5月号)
47/136

小山薫堂プロデュースパビリオン公式サイト食を通じて、いのちを考える ”空想のスーパーマーケット“を巡るような感覚で、来場者と共に「新しい食べ方」を描く。館内は「いのちのフロア」と「未来のフロア」の2つのセクションで構成。環境問題や健康など食の課題と向き合いながら、日本人が育んできた食文化の可能性とテクノロジーによる食の進化を展示し、食の未来を考えるきっかけを促す。「生きるとは、食べるということ」という考えから、食の「当たり前」をリセットし、限られた資源の中で世界中の人々と「食を共にすること」の喜び、尊さを共有。館を出る頃には皆、『いただきます!』という言葉に、より感謝を込めるように!隈研吾氏の設計。全国から集めた茅を使用し、かつて里山の暮らしにあった暮らしの循環を表現。小さな屋根を集積させ、市場のように繁栄と賑わいを演出食がいのちであることを見つめ直す地球環境や飢餓問題に向き合いつつ、野菜、魚、肉、卵など、私たちが日々食べている「いのち」について、改めてニュートラルに見直すコーナー。長崎市雲仙市の農家の一年の営みを通して、野菜の花や実、葉、根の一生を紹介地球で一番食べられている「イワシ(鰯)」は地球で一番多くのいのちを支えているテーマ「いのちをつむぐ」EARTH MARTいちばん 食べられる魚野菜のいのちいのちのフロア  47

元のページ  ../index.html#47

このブックを見る