KOBECCO(月刊神戸っ子2025年5月号)
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●逆取材をされる!?JR神戸駅で下車。駅前にあるテレビ局の出口で今回のターゲットを待つ。予定時刻まであと1時間。「今日は長くなりそうだ」と呟いた瞬間、「もしかして私の出待ちですか?」と笑顔で声を掛けてきたのはフリーアナウンサーの清水理恵子さん。街頭インタビューの成功率99%を誇るリポーター界のレジェンド。一気に緊張もほぐれ「はいっ!!」と返事をした。●生粋の神戸っ子最近、武術太極拳を始めたという清水さんは神戸市西区の出身。「当時、生まれ育った伊川谷は辺り一帯が水田でした。野原に作った秘密基地で友人とお菓子を食べたりして遊んでいました。近年は洗練され故郷の景色も変わりました。当時のお気に入りスポットは須磨パティオ。母親とドライブに出かけ大丸饅頭や小さな豚まんを買って帰るのが楽しみでした」と振り返る。●ラジオで話す人に なりたい小学生時代は担任の影響で教師に興味を持つも、中学校へ進学すると転機が訪れた。「放送部に入部し、のめり込んでいきました」。須磨東高校時代は兵庫県代表として『NHK杯全国高校放送コンテスト』全国大会に出場。「ラジオ番組制作部門」で入賞するなど数々の輝かしい成績を収めた。「高校時代に阪神・淡路大震災を経験しました。父と物資を届けた長田の街が激しく燃えていた事にとてもショックを受けた事を今でも鮮明に覚えています。避難所でボランティア活動にもかかわりました」。その後、武庫川女子大学短期大学部へ進学し学業の傍ら将来を模索。第5回■今回の待ち人清水 理恵子さん(フリーアナウンサー)神戸を拠点にリポーター、DJ、絵本の朗読会イベント、番組制作までマルチに活動してきた。現在、兵庫県広報専門員として独自目線、立場できりとった街の魅力を発信している。兵庫県を舞台に業界で活躍する芸能人、文化人、アスリートを出入口で突撃取材!!    編集 岡力 中西若菜驚きの成功率を誇るインタビューの達人とご対面126

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