KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年4月号
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約3ヶ月にわたる選考会を終えて 豆部門の選出は   に!昨年12月のプロジェクト説明会から始まり、1月の第一回選考会を経て、商品化する豚饅決定の瞬間を迎えた今回。神戸国際調理製菓専門学校の学生にとって初めての商品開発となったが、「授業を通して学んだ知見や習得したスキルをこれからのキャリアに生かしてほしい」と川端先生。「回を重ねるごとに、学生目線からビジネス目線へと変化したことにびっくり。提案内容はもちろん、レシピや伝え方も各段にレベルアップしていました」と老祥記の曹さん。フジッコの豊田さんは「こんなに集中して豚饅を食べ比べたのは人生初」と笑いながら、「コラボ商品の発売をきっかけに、フジッコという会社や商品を知ってもらうきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません」と期待を高める。今後は選ばれた2種の豚饅レシピをベースに味や調理方法などを調整。キャッチーなネーミング設定や販促活動などの準備を行い、6月に販売!5班調理スペシャリスト本科 1年深見詩堂さん選ばれる自信はありました(笑)試食審査商品化が決定した班の学生さんが認めた3つ星の味「おまめさん 丹波黒黒豆」を選択。この豆を主役にキンピラやとび卵など、異なる食感の食材を合わせました。企画を変更するには勇気がいりましたが、この経験を通してビジネスアイデアの考え方に関する理解が深まったと思います。川端先生チームの3種の豆豚饅の構成や他班のレシピに対する想いにも触れることができ、商品開発の視野も広がりました。黒豆にスパイシーなチリトマトを合わせた一回目の企画。黒豆の美味しさを活かしきれなかった反省点を踏まえ、今回は食感でインパクトを出すレシピに方向変換。味、ストーリー性、存在感を考慮し、フジッコ様の商品の中から、世界次回は6月号でイベント詳細をご紹介“豚まんポーズ”で喜ぶ5班の皆さんう~ん、甲乙つけがたいなぁ!仕込みを軽減する新商品があります!98

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