KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年4月号
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「ムシムシする梅雨時期に皆は何を食べたいか?」ということから思いついたのが、母がよく作ってくれた「梅」のメニューでした。私の案が商品化されると報告すると母も大喜び。6月の販売を楽しみにしてくれています。初回のプレゼン時に指摘されたオペレーションの課題は、実際に調理される老祥記の皆さんに再現いただけることを目指して提案を昇華。チーム内での意見交換を通して、より良いレシピが作られていく過程も勉強になりました。商品開発や仕事に対して具体的なイメージが湧く経験ができ、これからの授業に対するモチベーションもアップしました。昆布部門4班すでに商品化が決まっている    は選考会1回目の豚饅をブラッシュアップ!❶ 味❷ ストーリー性❸ フジッコ商品の存在感❹ オペレーション❺ ネーミング商品名:「ごま塩こんぶでさっぱり豚饅」使用したフジッコ商品:「きざみ塩こんぶ ごま」「MUGEN KOMBU しその実生姜」開発ポイント:梅雨時期でもさっぱり食べられる梅と大葉を使用。1個で2度美味しく楽しんでもらえるよう、味変の「MUGEN-KOMBUしその実生姜」を添えました。和の素材を多用しているので、海外の観光客の皆さんにもぜひ食べてもらいたいですセンス抜群な素材選び食欲をアップする豚饅!審査員コメント販売する梅雨時期に食べる人の気持ちに寄り添った納得度の高いアイデア。塩こんぶの旨味と梅の酸味に加え、ゴマの食感や大葉の緑も食欲をそそる重要な役割を果たしそうです。あとは昆布や梅の混ざり具合の均一化とネーミングを工夫してもらうと、さらに良くなると思います。調理スペシャリスト本科田中陽梨さん前回は梅干しを種から取り除いてトッピングしていたが、今回は梅肉を用い、先にミンチに混ぜ合わせるなど、オペレーション効率を向上4班の皆さん「MUGEN-KOMBU しその実生姜」で味変も!審査の基準となる5ポイント選ばれて嬉しい!95

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