KOBECCO Cultuexhibitionexhibition■会期 4月12日(土)~6月15日(日)■会場 神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)■時間 10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし5/5〈月・祝〉・5/6〈火・休〉開館、5/7〈水〉休館)■料金 一般1,000円、大学生・65歳以上500円、高校生以下無料■交通 六甲ライナー「アイランドセンター駅」から徒歩約3分■お問い合わせ TEL.078-858-0050■会期 4月26日(土)~6月15日(日)■会場 神戸市立博物館(神戸市中央区京町24)■時間 9:30~17:30(金・土20:00まで、入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし5/5〈月・祝〉・5/6〈火・休〉開館、5/7〈水〉休館)■料金 一般1,500円、大学生750円、高校生以下無料■交通 JR・阪神「元町駅」から南東へ徒歩約10分■お問い合わせ TEL.078-391-0035ロシア・アバンギャルド風文様(部分)白地に赤黒幾何学文様フルーツ尽くし文様(単衣)重要文化財「泰西王侯騎馬図屏風」江戸時代、17世紀初期京焼系「染付異国風景図皿」江戸時代後期、19世紀中期※写真はすべて神戸市立博物館蔵(池長孟コレクション) 「色絵象にインド風俗図壷」江戸時代、18世紀後期「銘仙(めいせん)」とは、大正から昭和初期に女学生を中心に大流行した着物で、アンティーク着物として人気を博している。現代の着物にはない斬新な色柄が多く、胸ときめきわくわくさせられる。「ファッションは時代を映す鏡」といわれるように、銘仙の紋様や着こなしから、社会情勢や女性のライフスタイルの変化など、当時の世相を垣間見ることができる。本展では、銘仙蒐集家・研究家である桐生正子氏の約600点のコレクションから選び抜いた約60点の銘仙を紹介。着物スタイリストの大野らふ氏のコーディネートでお届けする。神戸市立博物館の美術コレクションの核といえる神戸の蒐集家池長孟(いけながはじめ/1891-1955)が収集した南蛮美術の数々。そのコレクションには、今日美術史を語る上で欠かすことのできない作品が含まれている。昭和15年(1940)、池長孟は神戸の熊内町に池長美術館を創設し、芸術文化の価値を共有しようと考えた。その思いの一端を知ることができるのは、池長孟が遺してくれたさまざまな「言葉」である。本展では、没後70年の節目の年に、未公開の池長孟関係資料とともに、彼が遺してくれた言葉をたどりながらその活動を顕彰。南蛮美術の名品が神戸に伝わっていることの意義に触れる機会になれば幸いである。神戸ファッション美術館神戸市立博物館特別展大正の夢 秘密の銘仙ものがたり特別展蒐集家・池長孟の南蛮美術―言葉から紡ぐ創作(コレクション)85
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