re InformationKOBECCO催しもの情報画家・絵本作家の町田尚子は、絵本の物語を大胆な構図と繊細なタッチで描くことで、その文章が生きる空間を表現している。座右の銘は「隙あらば猫」。童話や遠野物語、怪談絵本など、様々な物語の中で猫を主人公として、時に脇役として登場させている。本展では、『ネコヅメのよる』『なまえのないねこ』『ねこはるすばん』などの代表作をはじめ、デビュー作から最新作までの絵本原画や装画約250点を、制作資料とあわせて紹介。芦屋市立美術博物館を題材に描きおろした作品も展示する。芦屋市立美術博物館 隙あらば猫町田尚子絵本原画展『ねことねこ』原画 こぐま社(2019年)■会期 6月15日(日)まで■会場 芦屋市立美術博物館(芦屋市伊勢町12-25)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし5/5〈月・祝〉・5/6〈火・休〉開館、5/7〈水〉休館)■料金 一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料■交通 阪神「芦屋駅」から南東へ約15分■お問い合わせ TEL.0797-38-5432いわさきちひろ わらびを持つ少女『あかまんまとうげ』(童心社)より 1972年plaplax「絵の具のあしあと」2018年こどもは はじめて知るこの世のふしぎに いつも そのまぁるいひとみを輝かす(1972) ―いわさきちひろ(1918-1974)は、子どもたちの姿とともに、野の草花や虫や鳥などの生きものを描いている。その絵は、小さないのちの不思議と出会ったときのときめきや感動を呼び覚ます。今、人と自然との共生の場だった「野」が急速に失われ、半世紀前にちひろが描いていた生きもののなかには、絶滅が危惧されるものも多く見られる。本展では、アートユニットplaplaxによるインタラクティブな作品を取り入れ、ちひろの絵を見ることをあそびにする。いろいろないのちとなかよく生きるにはどうしたらよいかを、ちひろの絵を通して楽しく考える。明石市立文化博物館春季特別展いわさきちひろ×plaplaxあれ これ いのちexhibition■会期 4月3日(木)~5月18日(日)■会場 明石市立文化博物館(明石市上ノ丸2-13-1)■時間 9:30~18:30(入場は閉館30分前まで)■休館 会期中無休■料金 大人1,000円、大高生700円、中学生以下無料■交通 JR・山陽電車「明石駅」から北へ徒歩5分■お問い合わせ TEL.078-918-5400 art84
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